ゴルフのスコアがなかなか伸びない――
そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
練習はしているのに結果が変わらない。その原因は、ラウンド中のプレーではなく「ラウンド後の過ごし方」にあるかもしれません。
実は、上達していく人ほどラウンド後の振り返りを大切にしています。
ほんの30分の使い方で、次のスコアは大きく変わります。
この記事では、スコアが伸びない人の共通点と、誰でもできる簡単な振り返り方法について解説します。
1.スコアが伸びない人ほど“ラウンド後”を何もしていない

ゴルフのスコアがなかなか伸びない人には、ある共通点があります。
それは「ラウンド後に何もしていない」ということです。
ラウンド中は反省したり、「次はこうしよう」と考えることがあっても、クラブハウスを出た瞬間にすべて忘れてしまう。実はこの状態のままでは、いつまで経っても同じミスを繰り返す可能性が高くなります。
逆に言えば、ラウンド後のわずか30分の使い方で上達スピードは大きく変わるのです。
2.なぜ多くの人は振り返りをしないのか

ラウンド後に振り返りをしない人が多い理由は、とてもシンプルです。
それは「次のラウンドを見ていない」からです。
ゴルフはラウンドが終わると、どうしても「今日は終わった」という感覚になります。
スコアが良くても悪くても、そこで一区切り。食事をしたり、帰り道でラウンドの話をして終わり…というケースがほとんどでしょう。
しかし、上達していく人は違います。彼らはラウンドを「終わり」ではなく、「次のラウンドの材料」として捉えています。つまりラウンドは結果ではなく、データ収集の場なのです。
3.誰でもできる簡単な振り返り方法

振り返りといっても、難しい分析をする必要はありません。とてもシンプルな方法で十分です。
まず考えることは一つだけ。
「自分の目標スコアまで、何を減らせばいいのか」
例えば現在の平均スコアが95で、目標が90だとします。
つまり5打減らせばいいわけです。
その5打はどこで増えているのかを考えます。
・ティーショットのOB
・セカンドのミス
・アプローチ
・3パット
・バンカー
このように、ラウンドを思い返しながら「余計だったミス」を数えていきます。
すると、「今日は3パットが3回あった」「OBが2回あった」など、スコアを押し上げている原因が見えてきます。
この作業だけでも、次に取り組むべき練習の方向がはっきりしてきます。
4.次回に繋げるための視点

振り返りで一番大切なのは、完璧に分析することではありません。
重要なのは、「一番多かったミスは何か」を見つけることです。
ゴルフはミスのスポーツです。すべてを完璧にしようとすると、練習の焦点がぼやけてしまいます。
例えば
- OBが3回
- 3パットが1回
- アプローチミスが2回
だった場合、一番の課題はOBです。
この場合、次のラウンドまでのテーマは
「ドライバーで無理をしない」
「安全な方向に打つ」
といった具体的な行動に変わります。つまり振り返りとは、課題を一つに絞る作業でもあるのです。
5.メモや記録の考え方

振り返りを習慣にするなら、簡単なメモを残すのがおすすめです。
難しく考える必要はありません。スマホのメモでも、手帳でも大丈夫です。
例えば
・スコア
・OBの数
・3パットの数
・今日一番のミス
・次回のテーマ
この5つだけでも十分です。
大切なのは、完璧な記録ではなく継続すること。
3ラウンド、5ラウンドと積み重なると、自分の傾向がはっきり見えてきます。
「自分はパットで崩れている」
「ドライバーよりアプローチが問題」
こうした気づきが、効率のいい練習につながります。
6.上達はラウンド後30分で決まる

ゴルフの上達というと、練習量ばかりに目が向きがちです。
しかし実際には、何を練習するかを決めることの方が重要です。
そのヒントはすべて、ラウンドの中にあります。
だからこそラウンドが終わったあと、たった30分だけでも振り返る時間を作ってみてください。
・どこでスコアを落としたのか
・次回のテーマは何か
・何を減らせば目標に近づくのか
この3つを考えるだけで、次のラウンドは確実に変わります。
ゴルフの上達は、ラウンド中だけで決まるものではありません。
本当の成長は、ラウンドが終わったあとに始まるのです。


