「あの人、かっこいいな」。
そう思わせるゴルファーは、決まってマナーが一流です。
スコアや飛距離以上に、その人の品格が表れるゴルフ場での振る舞い。
今回は、同伴者も自分も気持ちよくプレーするための「マナーの本質」を整理しました。
1. スコアよりも大切な「本当のかっこよさ」とは?

ゴルフを少しでもプレーしたことがある方はご存知の通り、ゴルファーはマナーの良さを求められます。
では実際に“マナーの良いゴルファー”とはどんな人のことを指すのでしょうか。
それは、スイングがきれいな人でも、スコアが良い人でもありません。
ゴルフ場という特別な空間を大切にし、自分だけでなく周りのプレーヤーが心地よく過ごせる配慮を自然と行える人こそ、本当にかっこいいゴルファーです。
ゴルフは紳士・淑女のスポーツと言われますが、それはルールや技術よりも“マナー”がその理由を支えているからです。
2. 紳士・淑女の基本は「気持ちのよい挨拶」と「笑顔」から

まず大前提として、挨拶がしっかりできること。
これは当たり前のようでいて、実はできていないプレーヤーも少なくありません。
同伴者、キャディさん、スタッフ、すれ違う他の組のゴルファー…誰に対しても気持ちよく挨拶できる人は、それだけで場の空気を明るくします。
また、プレー中にイライラした表情や言動を見せず、常に笑顔でいることも大切です。
ミスショットをしても不機嫌にならず、雰囲気を悪くしない。
それだけで周囲は安心し、同伴者全員が楽しくプレーできます。
ゴルフはメンタルのスポーツでもありますが、それ以前に「一緒に回る仲間がどう感じるか」まで想像できる優しさが求められます。
3. コースへの敬意:バンカーとグリーンを「来た時よりも美しく」

コース管理に対するマナーも、良いゴルファーを語る上で欠かせません。
例えばバンカー。
最近は、打った後にレーキで均さず出ていってしまう人が目立ちますが、これは絶対にNG。
入った時よりきれいにして出る、という意識を持ちましょう。
また、グリーンのピッチマーク修復も同様です。
自分がつけたものはもちろん、他の人がつけたものを見つけたら一緒に直す。
この小さな配慮がグリーンの状態を大きく左右します。
グリーンフォークを常に携帯しておくのは、マナーの良いゴルファーの基本中の基本です。
4. 同伴者への配慮と安全意識:命を守る「フォアー!」の声

さらに、グリーン上で走らない・人のラインを踏まない/跨がない・同伴者が打つ際には騒がないといった、プレー進行中の振る舞いも重要です。
これらはどれも難しいことではありませんが、無意識にやってしまう人も多いポイントです。
そしてもう一つ、ボールが大きく曲がって他の組の方向に飛んだ時には、必ず「フォアー!」と大きな声で警告をすること。
これはマナーであると同時に“命を守る行為”でもあります。
事故は一瞬で起きますが、声をかけるだけで防げる危険がたくさんあるのです。
また、ディボット跡に目土をすること、プレーファーストを意識しスムーズな進行を心がけることも、コースと周囲への思いやりそのものです。
後藤コーチプロの試合でも、マナーの良い選手は不思議と応援され、結果的に運を味方につけているように見えます。
技術を磨くのと同じくらい、マナーを磨くことは上達への近道かもしれません。
まとめ


マナーというと「完璧にやらなければいけない」と思う人もいるかもしれませんが、大切なのは意識すること。
今日知ったことを一つだけでも実践してみるだけで、あなたは確実に“かっこいいゴルファー”に近づきます。
こうした小さな積み重ねが、コースをきれいに保ち、ゴルフという素晴らしいスポーツを次の世代へ守っていくことにつながっていきます。
この記事が少しでも心に響き、マナーの良いゴルファーが増えていくことを願っています。

